支給申請に行ってきました
前回のブログ(実績紹介)で、当事務所の昨年の助成金の申請実績についての記事がアップされましたが、私も2週間ほど前に、助成金の支給申請に行ってきました。
雇用関係の助成金の申請先は、各都道府県の労働局ですが、都道府県によって受付の方法が異なります。労働局の担当課宛てに郵送で提出が可能な場合や、助成金センターのような窓口に持参もしくは郵送する場合、事業所所在地を管轄するハローワークへ持参する場合などもあります。同じ助成金の申請でも、提出先によって追加で添付書類が必要になったり、各労働局独自のチェックリストを作成しなければならなかったりと、行政のローカルルールに従っての準備が必要なため、申請書類の作成には非常に気を使います。
今回の提出先は【事業所所在地を管轄するハローワーク】で、提出方法は【直接持参のみ】とのこと。遠方でしたので1泊で行ってきました。名古屋から特急に乗り換えて2時間半ほど、途中で雪が降りだして時折強く吹雪く時間帯もあり、目的地に着く頃には、窓の外の景色がすっかり白くなっていました。提出する書類一式ををお客様のところへお持ちして、ご説明を差し上げた後に押印を頂きます。すべての書類を最終チェックして、翌朝ハローワークへ持ち込みました。
ハローワークでは、提出した書類を1枚ずつ丁寧に確認されます。その合間に「京都から来られたんですか?」「雪でびっくりしました?でも今年はまだ少ない方ですよ」なんて会話もしつつ、提出書類に不備がないこと、提出期限に間に合っていること、必要箇所に全て押印がなされていること、等々確認の後、無事に受付印を押してもらえました。
遠方への持参提出というのは、どんなに準備をしていても何となく不安なもので、足りない書類があったらどうしよう、と毎回ドキドキしながら向かうのですが、受付印を押してもらう瞬間は、「あぁ、これで一つコマが進んだな」と、安堵します。すっかり安心したので、おいしいお昼ご飯を食べて、事務所のみんなにお土産を買ってから京都に戻りました。
この後、申請書類はハローワークから労働局へ回ります。労働局での審査を経て、支給か不支給かの決定がされる、という流れです。その間に追加の資料提出を求められたりすることもありますが、標準的な処理期間としては2か月程とのことでした。桜の花の咲く頃に、支給決定通知が届きますように!