花粉症
ようやく温かい日が多くなり、桜もチラホラ咲き始めているのを見かける事が多くなりました。春らしくなり温かくなると気持ちも何となく嬉しい気持ちになりますが、子供のころから花粉症にかかっている身としては、手放しで喜べない季節でもあります。
今はコロナの影響でマスクも店頭から消えてしまい、運良く自宅の棚の奥から見つけたマスクのストックを大切に使っている毎日ですが、子供のころは「何だか恥ずかしい」という気持ちがあって、花粉症が酷いのにマスクを使用していなかった記憶があります。
マスクを使用しない事に加え、子供にありがちな「病院(耳鼻科)は痛い事をされるし行きたくない・・・」と嫌なことを先延ばしにした結果、鼻が完全に詰まり何を食べても味覚が分からないレベルまで達した事があります。
そのレベルまで達すると、耳鼻科に何度も通わないと症状も良くならず、先延ばしにするのは本当に良くない!と身をもって学べた、今となっては良い体験となりましたが、何を食べても味覚が分からない状態が続くので、食事の時間が全く楽しくなく、つらい気持ちの毎日でした。
そんな時に唯一味が分かったのがセロリでした。あのセロリ独特の香りや味が、鼻が詰まりながらも感じる事ができたときは、「味が、、、分かる!!」とすごく嬉しかったのを覚えています。
そんな事があり、今でもセロリは好きな食べ物です。スーパーでお安い値段で売られているとついつい買ってしまいますし、塩を振りかけて丸かじりもよくします。
またこの季節に花粉で鼻が詰まり始めると、あの時の記憶がブワッと蘇り、焦るような気持ちで花粉対策を始める様になりました。
春になると必ず蘇る思い出なのですが、未だに花粉症と上手に付き合えないので、ただ年齢を重ねただけであの頃から成長できていないなと反省しつつ、どうしたら花粉症と上手に付き合えるかを真剣に考えようと思います。