読書の傾向のおはなし
作成日:2020年11月16日(月)
過去のブログ記事で、何度か本の紹介をしてきました。当時は料理に関する本が多かったな、と思い出しています。たまに振り返ってみると、選ぶ本にその時の自分の関心事が現れていて、面白いなと思います。
最近読み終えた本を2冊ご紹介します。
「どこからが病気なの?」 市原真 ちくまプリマー新書
「美しい距離」 山崎ナオコーラ 文春文庫
今年の私は、お医者さんが一般の読者向けに書かれた本や、病院が舞台になっている小説なんかに、興味の針が向いているようです。内容の紹介はしませんが、市原先生の本は読みながら、こんな切り口で病気について考えさせてくれるなんて、とても親切だなぁと思いました。山崎ナオコーラさんの小説では、ラストでたっぷり泣いたあと、なんだか清々しくて前向きな気持ちになりました。
実は他にも、お医者さんが書かれた本を何冊か、積ん読(つんどく)しています。読みたい本が手元にある、読みたくなったらいつでも読める、というのはいいものです。また機会があればご紹介させてください。