1年に一度の楽しみ
今年もそろそろ終わりが近づいて来ました。
毎年クリスマスを過ぎたあたりから年賀状を書きます。
と言っても、一枚だけ。
一枚だけ毎年楽しみにしているやり取りがあるのです。
相手は私が子供の頃、父の仕事の関係で千葉に住んでいた時に、同じマンションだった一つ年上の友達。
その子のお父さんとうちの父が仕事の同僚で、しかも同じ和歌山出身だったので、昔は家族ぐるみでよく遊びに出かけていました。そのため、小さい頃のアルバムを見ると、二人並んで写っている写真が沢山あります。
私達家族が和歌山に引っ越してからも、毎年お盆にはその子も家族と帰省してくるので、みんなで泊りがけで遊んでいました。
昼間は海や川で泳いで、バーべキューして、夜は花火して、お菓子を食べながらゲームする。
それが最高に楽しかったのを覚えています。
だけど、中学生ぐらいになるとみんな忙しくなって、そういった集まりもなくなってしまいました。それからは、年に一度年賀状のやり取りが唯一近況報告の場となっています。
3、4年ほど前だったか、その子が結婚し、年賀状に白無垢姿の写真が印刷されていました。その時、久しぶりに顔を見たのですが、とてもきれいな女性になっていました。
でもどこか昔の面影もあって、それが少し嬉しかったり・・・
今年の年賀状には、赤ちゃんの写真が載っていたので、来年はその子の成長が見られるかな?
1年に一度の不思議な関係、次会えるか会えないかもわからないけど、大切な友達です。