おはぎ? ぼたもち?
こんにちは、スタッフの滋岡です。
バレンタインデーが過ぎましたが、甘いものの話題をお届けしようと思います。
甘いものに限らずですが、京都人は「決まった日に決まったものを食べる」ことが好きなようです。かく言う私も大好きで、お正月には「はなびら餅」がないと!と思いますし、6月30日には「水無月」を食べないと夏が越せない!と買いに走ります。春と秋のお彼岸には、我が家では必ず「おはぎ」を食べています。
おはぎとぼたもちの違いって?
和菓子屋さんに行くと、春のお彼岸には「ぼたもち」が、秋のお彼岸には「おはぎ」が販売されているのですが、見た目が同じ、食べても同じ(気がする)なので、子供の頃は何が違うのか分かりませんでした。そして大人になって「おはぎとぼたもちは同じもの」だと知りました。
ぼたもちの「ぼた」は「牡丹」のことで、おはぎの「はぎ」は「萩」のこと。その季節に咲く花に由来して、季節によって呼び名の変わるお菓子なんですね。
…と、ここまでは比較的よく聞かれるお話ではないかと思います。
SNSでも毎年お彼岸の頃になると「おはぎ・ぼたもち論争」的な話題が上がっていたりしますし、「春でも秋でも、おはぎはおはぎでしょ?」というご家庭もあると思います。
呼び名以外にも違いがある?
最近耳にした話では、おはぎとぼたもちには「大きさに違いがある」そうです。萩の花は小さいので、「おはぎ」は小ぶりに作り、牡丹の花は大きいので、「ぼたもち」は大きめに作るのだとか。うーん、ありがちなお話だなあと思うのですが、本当でしょうか?実際のところ、春のぼたもちと秋のおはぎを並べて比べることはできない訳ですが、個人的にはちょっと検証してみたい気がします。
と言うことで、今年は春のお彼岸に「ぼたもち」を、そして秋のお彼岸にも、同じお店で「おはぎ」を買ってみようと思います。本当に大きさが違ったら、ブログでご報告しますね。