気象病ってご存知ですか?
京都でも梅雨入りの便りが聞かれました。…個人的に、とてもとても苦手な季節です。みなさんは、雨の前に関節や頭が痛くなったり、季節の変わり目に不調を感じたりすることがないでしょうか。
気圧や気温、湿度などの天気の変化で身体に不調を感じる「気象病」。イライラやめまいが起こるタイプと、頭痛や関節痛などの持病が悪化するタイプの2種類に分かれます。痛みが出るタイプの気象病を、特に「天気痛」と言うのですが、私はまさにこのタイプ。気圧と気温の低下が片頭痛の引き金になります。昔は天気ごときで体調が悪いなんて…、と怠け病のように言われて辛い思いをしたこともありましたが、この言葉を知った時、それまでの不調が天気のせいだと分かって、ちょっと気持ちが楽になったのを覚えています。
最近では広く知られるようになり、専門の外来がある医療機関も増えてきました。症状が起こる仕組みが分析され、予防や症状の軽減のための対策も明らかになってきているようです。もちろん病院に行かないまでも、天気の変化と体調の関連を自分で把握しておけば、早めに薬を飲んだり思い切って予定を変更したりすることが可能です。天気が原因なら、天気予報を見て予防策を取ればいいじゃない、と言うわけですね。
梅雨入りの頃から7月中旬まで、社労士事務所は1年の中でも、たくさんの手続きを抱えた忙しい時期にあたります。労働保険(労災・雇用)の年度更新、社会保険(健康保険・厚生年金)の算定基礎届や、賞与支払届の提出も、この時期に集中しています。当事務所でも、たくさんのお客様の手続きを代行させて頂いていますので、私もこの時期に度々頭痛に振り回される訳にはいきません。天気予報をにらみつつ(笑)、体調管理に気を付けながら、元気に梅雨の繁忙期を乗り切りたいと思います。