本を3冊選ぶなら
先日、初めて入院をしました。コロナ禍での入院は、なかなかに厳重なもので、入院受付の前にまずは血液検査から。結果が出るまでは、病棟の外の待合で2時間近く待機、検査結果に異状がないと確認されると、やっと病棟に入れてもらえます。その後PCR検査をして、その結果を待って治療開始となりました。
入院中は外部との接触・面会は一切不可で、常に施錠された病棟には、家族も入ることができないので、完全に一人で行って一人で帰ってきました。
そんなちょっとした世間からの隔離期間のお供に、本を3冊選んで持って行くことにしたのですが、何を選ぶかで結構真剣に悩みました。あまり内容が重たくないもの、多少のエンターテイメント性があるもの、じっくりどっぷり没入できるもの…。時間がたっぷりあって、本を3冊選ぶなら、みなさんはどんな本を選んで、どの順番で読みますか?
結果私的は、かなりいいセレクトで、読んだ順番も良かったなと思っているのですが、今回ブログでは3冊のうち1番最初に読んだ本をご紹介します。
書名:すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険
著者:山本 健人 発行:ダイヤモンド社
著者は外科医の先生なのですが、切り口と全体の構成が面白く、ぐいぐい引き込まれて読了しました。副題の「知的冒険」と言う言葉がぴったりです。自分の体のしくみにも、医学という学問やその歴史にも、驚いたり納得したりの1冊でした。
発売2か月で10万部突破、5刷が決まったそうです。ご興味のある方はぜひ手に取ってみて下さい、おすすめです。