社会保険の調査
年度更新・算定と社会保険労務士事務所の繁忙期がすぎ、ひと段落かと思う間もなく、
最近、社会保険の調査が多いようです。
こちらの顧問先がたまたま、なのか、調査自体がたくさん行われているのか・・・
調査には、いくつかの種類があります。
新規加入後半年で、必ず行われる新規加入後の調査、算定基礎届の提出とあわせて行われる算定調査、
そして、総合調査です。
総合調査がメインの調査で、持参資料等も多く、「あたった」感が大きい調査であります。
しかし、どの調査でもみられるポイントは同じ。
① 未加入者の中に、加入すべき人がいないかどうか。
勤務日数、時間数が多いパートさん・アルバイトさんなどが要チェックです。
②また、加入している者の加入時期が適正かどうか。
よく入社後、試用期間が経過してから、社会保険に加入させるという話を聞きますが、それは×。
フルタイムの勤務であれば、試用期間にかかわらず、入社の日からの加入というのが、正しいです。
③報酬に応じた保険料になっているか。
また賞与分の保険料もきちんと払われているかどうか。
8月から9月にかけて、2件、顧問先様の調査に代理で行かせてもらいましたが、
持参資料の事前チェックで、①③は問題なし、どちらも②に問題あり!
以前から、調査があれば、指摘を受けますよーとお話はしていたのですが・・・
半年ほどの試用期間中、未加入の方がいらっしゃったところでは、加入日の訂正を指導されないか、ひやひやしましたが、(半年もの遡及加入となると、かなりの金額の保険料です!!)
指摘は受けるも、なんとか切り抜け、ほっとしています。
ここだけの話ですが、2年間は遡って加入させたり、修正させたり、役所としては権限があるので、
あとは、担当官の方次第。
やさしい方にあたりますように・・・と、毎回お願いしながら、年金事務所へ向かいます。
さて、来月にも1件、控えています。
①②③問題なさそうな顧問先様ですが・・・やさしい担当官の方にあたりますように・・・