今春行きたい美術展
前回のブログにもあったように、3月は所内がバタバタしていてあっという間に過ぎ去り、気が付けばもう4月。知らないうちに桜も咲いています。
4月はゆっくり息抜きしたいなと思い、予定を考えていました。私はたまに美術館に行くのが好きなので、何か良さそうな展示はないか探してみると、興味深いのが3つ。
一つ目は、毎年京都で開催されるKYOTOGRAPHIE。京都市内のギャラリー、お寺、古民家、京都新聞の印刷工場跡地など各所を会場に行われる写真展です。この展示は毎年観に行っているのですが、美術館で展示を観るのとはまた違い、その会場独特の雰囲気と作品が相乗効果となるよう展示されています。個人的にはどこかアトラクションのような感覚で楽しんでいます。特に、京都新聞の印刷工場跡地は会場自体が展示物のようで、作品の展示方法に毎年圧倒されます。
二つ目は、二条城で開催されるアンゼルム・キーファーというドイツの現代美術家の展示。
作品は二つぐらいしか分からないのですが、去年東京で展示があり気になっていました。今回は、二条城が会場というだけですでに期待大!ですが、展示物はもちろん、どのように展示されているかも楽しみなところ。
三つ目は、兵庫県立美術館で開催されるパウル・クレーという20世紀初頭に活躍した画家の展示。昔、本人が作品の構造や技法について解説した本を読んだことがありますが、音の響きやリズムを絵画で表現しており、一見すると「???」な絵も、なんかわかる~!となった記憶があります。
以上、楽しみが三つもあって、休日も忙しくなりそうです。